WBC日本代表では「シンデレラ侍」と呼ばれ、ダルビッシュ有投手が中心として、「宇田川会」とか「宇田川JAPAN」とかいう風言われました。
今回は、その宇田川優希投手のWiki経歴や学歴・球歴を調べてみました。
どうぞご覧ください。
宇田川優希のWiki経歴
初めて選ばれた日本代表で、なかなかチームに馴染めなかったこの宇田川投手をダルビッシュ有投手を中心にして、みんなで盛り立ててる「宇田川会」
その話題がマスコミで大きく取り上げられていますが、2020年の育成ドラフト3位指名で仙台大学からオリックス・バファローズに入団。
年俸240万円で入団1年目はファームでもわずか1試合だけの登板で、2年目の7月28日にようやく支配下登録された投手が、日本代表に選ばれました。
その投手が、このオリックス・バファローズの宇田川優希投手なんです。
名前 | 宇田川 優希 | うだがわ・ゆうき |
生年月日 | 1998年11月10日 | 日本人の父とフィリピン人の母の間に出生 |
年齢 | 24歳 | |
身長 | 184cm | |
体重 | 94kg | |
血液型 | O型 | |
投打 | 右投右打 | |
出身地 | 埼玉県越谷市 | |
出身小学校 | 越谷市立宮本小学校 | 宮本ジャイアンツ |
出身中学校 | 越谷市立西中学校 | 軟式野球部 |
出身高校 | 埼玉県立八潮南高等学校 | 硬式野球部 |
出身大学 | 仙台大学 | 硬式野球部 |
ポジション | 投手 |
2020年ドラフト会議でオリックス・バファローズから育成ドラフト3位指名され入団。
契約金300万、年俸240万。
背番号は013。
支配下登録:2022年7月28日。背番号96。
プロ初登板:2022年8月3日 対埼玉西武ライオンズ18回戦(ベルーナドーム)
8回裏に登板し1イニングを打者3人を無安打2奪三振無四球無失点デビュー。
プロ初奪三振もこの時に、埼玉西武の主砲山川穂高選手から奪いました。
プロ初勝利:2022年9月8日 対埼玉西武ライオンズ25回戦(ベルーナドーム)
クライマックスシリーズ:2試合登板、3回を投げ打者11人に対し被安打1、奪三振4、防御率0.00。
日本シリーズ:4試合登板 1勝0敗、5回2/3を投げ打者24人に対し、被安打5、奪三振10、防御率0.00。
宇田川優希の学歴
宇田川優希の出身小学校
宇田川優希選手の出身小学校は越谷市立宮本小学校です。(兄の影響で小学2年生から宮本ジャイアンツ入団)
宇田川優希選手の出身小学校は越谷市立宮本小学校です。(兄の影響で小学2年生から宮本ジャイアンツ入団)
宇田川優希の出身中学校
宇田川優希投手の出身中学校は、越谷市立西中学校です。(軟式野球部に所属)
宇田川優希投手の出身中学校は、越谷市立西中学校です。(軟式野球部に所属)
宇田川優希の出身高校と球歴
宇田川優希投手の出身高校は、1984年開校の埼玉県立八潮南(やしおみなみ)高等学校(偏差値41~42)です。
当時の野球部部長だった市川氏は、入学当初の宇田川投手についてこのように話されています。
「(入学当初は)全然注目している選手でもなかったです。
引用元:デイリースポーツ
友達がいて、その子と一緒にやりたいと入ってきた。
入ってからずっと就職希望で。
(練習も)言われたことはやるけど、言われないことはやらない。
(野球に対して)そんなに熱い感じはなかったと思います。
例えば叫ぶとか、ガッツポーズもまずない。
ほとんどベンチで声は聞いたことはないです」
入学投手は175cm65kg程度の体格だったそうですが、1年の時の練習試合で古豪上尾高校を相手に9回完投し頭角を現します。
当時からポテンシャルはピカイチで、当時練習試合を行った常総学院の亡き名将・木内幸男氏もその宇田川投手が投げるその縦のスライダーに思わず唸ったそうです。
埼玉県立八潮南高等学校は春夏を通じて甲子園出場経験はありませんが、宇田川投手3年夏の埼玉大会。
1回戦の埼玉県立杉戸高校戦では、7安打2四死球、15奪三振で3対0完封勝ち。
2回戦はリリーフで登板し、3回戦の正智深谷高校戦では212球の熱闘で延長15回再試合に持ち込み、142キロのストレートはスカウトの注目を集めました。
この時の事を宇田川優希は、「当時は、長い試合で体も心も疲れていたのに、この試合が終わってほしくないという初めての感覚で楽しんでいたそうです。
オリックス入団報告の時に学校を訪れた宇田川優希選手は、後輩たちに次のコメントを残しています。
【八潮南高校の後輩へ】
引用元:埼玉県立八潮南高等学校 野球部ホームページより
私は、プロ野球選手になるという目標や夢を持って努力をしてきました。
本当になりたいという気持ちがあれば、行動が変わると思います。
現在、目標や夢がある人は、引き続き叶えられるように頑張ってください。
まだ、見つかっていない人は、悩むことも大切です。
悩みを分析し、少しずつ目標や夢を発見してください。
八潮南高校の後輩達に明るい未来が来ることを心から祈っています。
そして今、学校には宇田川優希投手を応援する横断幕も貼られています。
※埼玉県立八潮南高等学校は、2026年に埼玉県立八潮高等学校と統合予定です。
宇田川優希の出身大学と球歴
宇田川優希の出身大学は1967年に大学が設置された仙台大学(偏差値35)です。
宇田川優希は、高校入学当初は就職希望でした。
しかし、自信がついたことで3年春頃に進路を変更し、仙台大学硬式野球部監督に直接スカウトされ入学しました。
仙台大では1年時春からベンチ入り。
引用元:ドラフト・レポートより
短期間で最速を149㌔(高3夏142㌔)に伸ばし、翌2年春のリーグ戦からリリーフエースを務める。
東北大2回戦で初勝利を飾るなど、6戦3勝、12回19K、防1.50の活躍を披露。
7季で33試合(救援22)、計108.2回に登板し、通算9勝2敗、141K、防1.90の実績を残しました
。
3年時春になって規定到達を果たし、先発4戦3勝で敢闘賞を受賞。
東北工大1回戦で5安打14奪三振3-1完投、福祉2回戦で2安打6K0-1完投を記録しています。
通算33試合、9勝(3完投0完封)2敗、108.2回、防御率1.90。
ドラフト会議前、上位指名の噂もあった宇田川優希は、ドラフトを前に全球団に育成では入団しない意向を伝えていました。
ですから、オリックスの育成指名に対し、入団拒否の可能性が囁かれていました。
しかし、同じ仙台大学からオリックスに育成5位指名された佐野如一の、「俺は(プロ)一拓」という言葉と、
「また一緒に、同じチームで野球をやりたい」と言ってくれたことから、「やっぱりプロに行きたいな、一緒に頑張りたい」と思ったそうです。
また、オリックスには前年仙台大学から育成指名を受け入団した佐藤優悟選手がおり、その佐藤選手から、
設備が整っている、寮の食事が美味しい、部屋もきれいで1人部屋だから野球に集中できるといった話を聞き、心を動かされ、宇田川優希投手は、育成でのプロ入りを決断しました。
また、進路に悩んでいた大学4年生のとき、高校の監督から言われた「お前はいつでも挑戦者だ。挑戦してこい」
という言葉が支えになったと言い「一流選手になり、自分が描いた野球人生を歩むことができたら悔いはありません」と話していました。
【WBC】侍ジャパン宇田川優希のWiki経歴や学歴・球歴徹底調査!
オリックス入団後も1年目はファームでも1試合のみの登板に終わり、2年目も春先に新型コロナウイルス感染で出遅れ。
しかし7月28日に支配下登録されると、クライマックスシリーズ、日本シリーズで活躍し日本シリーズでは「影のMVP」とまで言われ、WBC日本代表にまで選ばれました。
今回は「シンデレラ侍」の宇田川優希投手について書いてみました。
WBCでの活躍はもちろん、そして、オリックス・バファローズでの活躍も期待してます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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