【阪神】道頓堀ダイブはいつから？最初に飛び込んだのは巨人ファン？徹底調査！

阪神タイガースの『アレ』がいよいよ間近になり、頭に浮かぶのは『道頓堀ダイブ』

W杯やハロウィーンなどでも道頓堀に人が集まり道頓堀川へダイブする光景が有名ですが、これっていつ始まったかご存じですか？

そして、一番最初に飛び込んだ人は、実は巨人ファンの方だったと言われています。

今回は、道頓堀川への『道頓堀ダイブ』はいつから、そして最初に飛び込んだのは巨人ファンの方なのかを徹底調査してみました。

どうぞご覧ください！

道頓堀川とは

大阪・ミナミの道頓堀は、これぞ大阪という雰囲気を満喫できる場所で、日本を代表する繁華街でもあります。

そして、そこに流れる『道頓堀川』は、豊臣政権下や江戸時代前期に運河として人工的に掘削されてできた河川です。

安井道頓が、慶長17年（1612年）河州久宝寺村（河内国・現在の八尾市）の豪族安井冶兵衛とその弟、安井道朴（初代安井九兵衛）、親族平野藤次（郎）らと、梅津川という小川を拡幅する工事をしてできた運河が道頓堀川です。

大坂の役で豊臣方についていた安井道頓は元和元年（1615年）、大坂夏の陣で、豊臣氏滅亡前日の5月7日に大坂城内で死亡しました。

死亡した道頓の名が後世に残るようにと「道頓堀川」と命名し、以後呼称されるようになりました。

戦国時代から江戸時代初期にかけての商人だった安井道頓氏が川を作り、その名前が現在も残っているのも大阪らしいですね。

道頓堀ダイブはいつから

道頓堀ダイブが初めて行われたのは1985年10月16日。

その日は神宮球場での18時30分から始まった対ヤクルト戦で延長１０回５－５の引き分けに終わり、阪神タイガースが21年ぶりの優勝が決まりました。

その瞬間を、大阪・梅田の阪神百貨店前に集まった阪神ファンたちが、御堂筋へ向けて行進をはじめたところからはじまりました。

今よりも熱狂度は当時の方が凄かった気がします。

ミナミで優勝を見ていたファンと、梅田から大行進をしたファンが道頓堀の戎橋周辺に集まり、橋は人の重みで揺れるほどになっていました。

そして、その時にその道頓堀川にダイブした方が現れたのでした。

道頓堀ダイブを最初にしたのは誰？

FRIDAY 1985年11月22日号に掲載された、この男性が『道頓堀ダイブ』の第１号の方だそうです。

この方は、黒川清澄（くろかわ・きよずみ）さんで当時16歳。

誰もが、阪神ファンの青年が優勝がうれしくて飛び込んだと思っていたと思いますが、実は違ったのでした。

この、黒川さんは現在は落語家としてご活躍されている「桂福若」さん。

では、そのいきさつをYoutubeでご覧ください。

初めて道頓堀ダイブをした方は、なんと巨人ファンだったんですね。

友人とセ・リーグでどこが優勝するかを賭けをして、大ファンである巨人に賭けた桂福若さん。

その時に「阪神が優勝したら、道頓堀に飛び込んだる！」と高らかに宣言をしました。

そして、賭けに負けた桂福若さんは有言実行のために道頓堀に飛び込んだということだったのですね。

ケンタッキーフライドチキン道頓堀店（98年に閉店）にあったカーネル像がバース選手に似ているとの理由でファンに胴上げされ、そのまま川へ投げ込まれてしまいました。

しかし以降、阪神タイガースの成績が低迷。

2005年までの17年間1度も優勝出来なかったので「カーネル・サンダースの呪い」とも言われました。

24年後の2009年に無事引き上げられています。

【阪神】道頓堀ダイブはいつから？最初に飛び込んだのは誰？

しかし、今年は大阪府警が1,300人体制で警戒するそうです。

プロ野球・阪神タイガースの１８年ぶりとなるセ・リーグ優勝が目前に迫ってきた。

過去の優勝時には、大阪・ミナミに大勢のファンが押し寄せて川に飛び込み、死亡事故も起きた。

大阪府警は約1,300人を動員し、通行規制を実施したり、インバウンド（訪日客）向けに外国語で誘導したりする計画で、雑踏事故などへの警戒を強めている。

引用元：読売新聞オンライン

そして、道頓堀川への飛び込みが危険なのでやめましょう。

・水深が約3.5Mで流れがある。
・水温が低く心臓麻痺の恐れがある。
・過去に投げ込まれた大量の粗大ゴミ（自転車）などにぶつかる危険性がある。
・工場排水によるヘドロで菌だらけ。

ファンの皆さんは、くれぐれも危険のないように阪神タイガースのアレを祝ってくださいね！

【阪神】道頓堀ダイブはいつから？最初に飛び込んだのは巨人ファン？徹底調査！まとめ！

いかがでしたか？

それにしても、道頓堀川に最初にダイブされた方が巨人ファンだったというのはびっくりしましたね。

近日中に阪神の『アレ』が決まるでしょうが、本当に危険ですのでくれぐれもダイブはしないようにしてくださいね！

最後までお読みいただきありがとうございました。